本のある暮らし

読書ブログ

Blog 大切な人が生まれた日と夢が見つかった日

3月14日。

 

ホワイトデーでもある今日は、私にとって

大切であり大好きな日だ。

 

 

 

 

私にとって、大切な人の誕生日。

 

 

 

 

自分の誕生日よりも大切な日で、

何よりも大切にしたい日。

本当は一緒にいたかったけど、遠距離で

あるうえに彼は繁忙期で休みが取れなかった。

だから、今年も別々に過ごす。

 

 

 

 

 

…いつか、朝起きて1番におめでとうって言って、一日中一緒に居られる日が来るんだろうか。

 

 

 

 

朝ゆっくり起きて支度して、買い物に行く。

ついでに本屋に寄っていこう。

 

 

 

ここ最近、ずっと気になっている本があった。

 

 

『花束みたいな恋をした』

 

 

映画にもなっている作品で、出会いから別れまでの2人のストーリーが書かれている、感動の作品。

今日こそ手に取ろう、そう思ったがやはり出来なかった。

この本に対して持っている感情は、今までと少し違う。

 

 

 

 

怖い。

 

 

 

 

それが、今私の中にある感情だった。

 

きっと、読めば感動して泣くのだろう。

けど、これを読むと、自分たちも別れてしまうのではないかという恐怖と、別れの後に来るあの何とも言えないの心の重さを、疑似体験とはいえ体験したくない。

 

 

 

私は、未だに振られることが怖いのだ。

そして、これを読むと別れを引き寄せてしまうのではないかと思う。

 

 

 

きっと、今大切な人がいる人の中で、

振られることが怖くない人なんて居ないだろう。

 

 

けど、私たちは前科がある。

 

 

何度も手を離し、何度も繋ぎ直してきたその手は、何かの拍子に簡単に離せてしまうことを私は知っている。

たった一言。されど、一言。

その言葉は、言われた側も、言う側も苦しい思いをさせる、この世に存在して欲しくない言葉だ。

 

 

今までの私なら、

 

“振られないためにどうするか”

 

ばかりを考えていた。

でも、それが別れへのカウントダウンになっていたのだと、最近になってやっと気付いた。

自分を押し殺し、言いたいことを言えずにいた私たちは、もう7年もの付き合いになるというのに、未だに相手のことが分からない。

 

 

 

私たちは、お互いに向き合わずに、

都合が悪くなると目を逸らして逃げてきたのだ。

本質的な問題は、何も解決しないまま。

 

 

 

だからこうして、何度も一緒にいるのだろう。

もう、出会ったばかりの私たちではない。

お互いに成長して、いろんなことに向き合ってきた。

 

 

『思いやり』を勘違いして、自分を蔑ろにしてきたこともあったが、お互いが自分を大切にしようと決めた。

 

 

それは、きっと相手を大切にすること

思いやりにも繋がるから。

 

 

 

 

大切な君へ。

 

7年間、いろんなことがあったね。

 

付き合えば遠距離、付き合えば遠距離で、

帰り際には泣いてばかりの私を、いつも

優しく抱きしめてくれてありがとう。

 

まだ近くには居られないけど、いつか一緒に

いられるように、私は私の今を生きるよ。

 

あなたが、いつでもあなたらしく笑っていられますように。

 

 

 

 

 

 

 

そして、この大切な日に、私のひとつの

夢が見つかった。

 

 

これまで『受け取る側』だった数々の言葉を

今度は『送る側』になりたい。

たくさんの本や動画から得た言葉は、

私に多くの気付きを与え、感情を与え、

生きる意味を与えてくれた。

言葉で表せないような苦しみも辛さも、

嬉しさも楽しさも私なりの言葉で紡ぎたい。

 

そして、1人でも多くの人に、

 

 

 

私はここで生きていていいんだ

 

 

 

と思って欲しい。

 

時には、ここから逃げていいんだとも。

 

 

 

沢山の言葉で助けられてきたからこそ、

今度は私が1人でも多くの人に言葉を送りたい。

きっと、私の送る言葉なんてちっぽけだろうけど、

1人でも助けられたならそれでいい。

 

 

 

どんな形で言葉を送るかは、まだ決めていない。

SNS、ブログ、執筆、YouTube…。

言葉の送り方は今や幅広くある。

 

私なりの送り方を模索して、私なりの言葉を

送っていきたい。

 

 

きっと辛いこともあるだろうけど、この最初の気持ちだけは忘れないように、ここに記しておく。

いつも、たくさんの言葉を送ってくれる

たくさんの方への感謝も込めて…。

 

 

私の人生は、きっここれから。

 

 

 

そんな気持ちで、これからを歩んでいく。