本のある暮らし

読書ブログ

Blog 大切な人が生まれた日と夢が見つかった日

3月14日。

 

ホワイトデーでもある今日は、私にとって

大切であり大好きな日だ。

 

 

 

 

私にとって、大切な人の誕生日。

 

 

 

 

自分の誕生日よりも大切な日で、

何よりも大切にしたい日。

本当は一緒にいたかったけど、遠距離で

あるうえに彼は繁忙期で休みが取れなかった。

だから、今年も別々に過ごす。

 

 

 

 

 

…いつか、朝起きて1番におめでとうって言って、一日中一緒に居られる日が来るんだろうか。

 

 

 

 

朝ゆっくり起きて支度して、買い物に行く。

ついでに本屋に寄っていこう。

 

 

 

ここ最近、ずっと気になっている本があった。

 

 

『花束みたいな恋をした』

 

 

映画にもなっている作品で、出会いから別れまでの2人のストーリーが書かれている、感動の作品。

今日こそ手に取ろう、そう思ったがやはり出来なかった。

この本に対して持っている感情は、今までと少し違う。

 

 

 

 

怖い。

 

 

 

 

それが、今私の中にある感情だった。

 

きっと、読めば感動して泣くのだろう。

けど、これを読むと、自分たちも別れてしまうのではないかという恐怖と、別れの後に来るあの何とも言えないの心の重さを、疑似体験とはいえ体験したくない。

 

 

 

私は、未だに振られることが怖いのだ。

そして、これを読むと別れを引き寄せてしまうのではないかと思う。

 

 

 

きっと、今大切な人がいる人の中で、

振られることが怖くない人なんて居ないだろう。

 

 

けど、私たちは前科がある。

 

 

何度も手を離し、何度も繋ぎ直してきたその手は、何かの拍子に簡単に離せてしまうことを私は知っている。

たった一言。されど、一言。

その言葉は、言われた側も、言う側も苦しい思いをさせる、この世に存在して欲しくない言葉だ。

 

 

今までの私なら、

 

“振られないためにどうするか”

 

ばかりを考えていた。

でも、それが別れへのカウントダウンになっていたのだと、最近になってやっと気付いた。

自分を押し殺し、言いたいことを言えずにいた私たちは、もう7年もの付き合いになるというのに、未だに相手のことが分からない。

 

 

 

私たちは、お互いに向き合わずに、

都合が悪くなると目を逸らして逃げてきたのだ。

本質的な問題は、何も解決しないまま。

 

 

 

だからこうして、何度も一緒にいるのだろう。

もう、出会ったばかりの私たちではない。

お互いに成長して、いろんなことに向き合ってきた。

 

 

『思いやり』を勘違いして、自分を蔑ろにしてきたこともあったが、お互いが自分を大切にしようと決めた。

 

 

それは、きっと相手を大切にすること

思いやりにも繋がるから。

 

 

 

 

大切な君へ。

 

7年間、いろんなことがあったね。

 

付き合えば遠距離、付き合えば遠距離で、

帰り際には泣いてばかりの私を、いつも

優しく抱きしめてくれてありがとう。

 

まだ近くには居られないけど、いつか一緒に

いられるように、私は私の今を生きるよ。

 

あなたが、いつでもあなたらしく笑っていられますように。

 

 

 

 

 

 

 

そして、この大切な日に、私のひとつの

夢が見つかった。

 

 

これまで『受け取る側』だった数々の言葉を

今度は『送る側』になりたい。

たくさんの本や動画から得た言葉は、

私に多くの気付きを与え、感情を与え、

生きる意味を与えてくれた。

言葉で表せないような苦しみも辛さも、

嬉しさも楽しさも私なりの言葉で紡ぎたい。

 

そして、1人でも多くの人に、

 

 

 

私はここで生きていていいんだ

 

 

 

と思って欲しい。

 

時には、ここから逃げていいんだとも。

 

 

 

沢山の言葉で助けられてきたからこそ、

今度は私が1人でも多くの人に言葉を送りたい。

きっと、私の送る言葉なんてちっぽけだろうけど、

1人でも助けられたならそれでいい。

 

 

 

どんな形で言葉を送るかは、まだ決めていない。

SNS、ブログ、執筆、YouTube…。

言葉の送り方は今や幅広くある。

 

私なりの送り方を模索して、私なりの言葉を

送っていきたい。

 

 

きっと辛いこともあるだろうけど、この最初の気持ちだけは忘れないように、ここに記しておく。

いつも、たくさんの言葉を送ってくれる

たくさんの方への感謝も込めて…。

 

 

私の人生は、きっここれから。

 

 

 

そんな気持ちで、これからを歩んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blog  自分を受け入れる

ただいま。

 

 

1人暮らしだから声に出しては言わないが、

仕事が終わって家に帰ると体の中に溜まっていた

重い空気が抜けていくのを感じる。

 

 

 

もうすぐ、社会人になって2年が経つ。

1人暮らしは大学生の時からしていたから慣れているけど、

仕事終わりに1人というのは落ち着く半面、すこし寂しい。

今週もよく頑張ったね、自分。

と心の中でささやき、休む準備をする。

 

 

つい最近、私の心は黒くなっていた。

別に、失恋したとか仕事で大きなミスをしたとかそんなことはなかった。

でも、自分の至らなさが度々目について、

『自分なんかいてもいなくても一緒だ』

と何度も心の中で唱えてしまっていた。

時折、抑えきれないほどの黒く重い感情が私を包んで、

顔を上げられなくなってしまってしまう

どうしてこう思ってしまうのか、

原因なんて、もうとっくに分かっていた。

 

 

 

 

私は、自分にも他人にも期待しすぎている。

 

 

 

 

自分ならもっとできると思い込み、

こんなので満足しちゃだめだと鞭を打つ。

そして、他人に負けたくない、迷惑かけたくない、

弱い自分を見せたくないといつもどこかで見えない

壁を作っている。

こんな思考を持っているのは、紛れもなく学生時代の部活の

影響だろう。

常に勝ちを目指していたし、結果を求めていた。

そして、勉強だって人並み以上に努力していたから、

先生たちはいつもちゃんと私のことを見てくれていた。

 

 

 

でも、見てもらえているというのは嬉しい反面、

私にとって窮屈だった。

 

 

 

結果が出せなければ心配され、時には怒られる。

結果を出せば、みんな喜んでくれる。

 

 

 

周りの人の喜ぶ姿を見たくて頑張っていた私は、

所謂『良い子』だった。

真面目で頑張り屋さん。

それが周りの私に対する評価であり、印象だった。

 

 

 

一度つけられた印象を覆す勇気なんてないし、

私自身、無理をして良い子をしているつもりなんてなかった。

 

 

 

だけど、私は社会人になるまで大切なことに気付けなかった。

 

 

 

 

私は、つい最近まで自分のことを何もわかってあげられていなかった。

 

特に楽しいとか嬉しいとか、そういう感情が分からない時が今でも多い。

全く持って何もわからない、ロボットのようなのかというと

そんなことはないが、

 

自分は何をしているのが好きなのか

どんな場所にいるのがすきなのか

 

そういったことが分からなかった。

そして、それに気づいたときは焦り戸惑った。

そこから、真面目であるがゆえに深刻にとらえてしまい、

自分のことばかりを考える日々が続いた。

自分のことを見つめるというのは、案外しんどいものだ。

 

 

自分の嫌な部分、今まで気づけなかった感情。

 

 

そういったものにも絶えず触れて、受け入れていかなければいけない。

プライドの高い私にとって、それは苦痛でしかなかった。

自分の嫌な部分ばかりが目に付いて、何度も消えてしまいたくなった。

 

 

 

それでも何とか自分を見つめ直して、読書が好きだったことを思い出して、

心置きなく本を読んだり、Twitterで本好きな人と交流してみたり、

気分転換にYouTubeを見るのが好きだと気付くことが出来た。

もしかしたら、あなた自身やあなたの周りにもいないだろうか。

 

 

いつも真面目に頑張っている人。

周りの人に常に優しく接している人。

周りの意見を聞いて受け入れている人。

 

 

もしかしたら、私と同じように

自分のことが分からなくなっている人もいるかもしれない。

もしいるならば、好きなことについて聞いてみたり、

休日何をしているのかを聞いてみてほしい。

 

常に頑張っている人がいるならば、

 

『もっと頑張れ』

 

ではなく、

 

『もう十分がんばっているよ』

 

と言ってほしい。

私は、本当に消えようとした時、親友に言われた

この一言に救われた。

この一言で、私は今もここにいる。

 

 

 

頑張ることは確かに素晴らしいことだけど、

自分を黒く染めないでほしい。

自分なんて…。と思う人が少しでも減ってほしい。

そう願っている。

 

 

 

 

寂しさとの向き合い方

しんっとした部屋。

 

 

 

いつもと変わらない風景のはずなのに、

気持ちがずしっと重くて少し息苦しい。

 

 

さっきまで、ここに大好きな人がいた。

どれだけの月日が経っても会える瞬間は嬉しくて、

別れの時間が近づくたびに心にいくつもの小さな穴が開いて、

別れの瞬間には寂しさと悲しさを受け入れる器がなくて

涙として外に出る。

 

何度、これで彼を困らせただろう。

泣きたくないのに。

 

それでも彼は静かに優しくギュッとしてくれる。

それに甘えていてはいけないのだが、ギュッとされると今はここに

彼がちゃんといると実感できて安心する。

 

 

 

 

明日から、また、一人。

 

 

 

 

慣れたと思っても、強くなったと思っても、

何度も何度もそれは挫かれてきた。

やらなきゃいけないことは沢山ある。

彼氏が近くにいないくらいで泣いてはいけない。

そうやって強がってきたが、さすがにそろそろしんどくなってきた。

 

 

 

だから、今日私は決めた。

 

 

 

 

地元に帰ろう、と。

 

 

 

 

 

きっと、彼のもとに行くんだろうと思った人がいただろう。

行きたいのはやまやまだが、まだ行けない事情がある。

 

 

今の仕事に就いてから、ずっと悩んでいた。

今の場所で一人頑張るか、地元に帰るか。

なかなか決心がつけられなかったが、今日ようやく

決心することが出来た。

 

 

 

 

 

 

私は、ここにきてからずっと寂しかった。

 

 

 

 

 

泣いてばかりで、気持ちも落ち込んでばかりでしんどかった。

 

 

 

それでも、頑張らないとと思っていたが、もう疲れてしまった。

周りの人からすれば甘いと言われるかもしれない。

もっと頑張っている人はいると、言われるかもしれない。

 

 

でも、もう周りの言葉なんてどうでもいい。

私の幸せは、私が決める。

 

 

新しい一歩を踏み出すために必要なのは、周りの言葉じゃなくて

自分自身の気持ち。

もっと自分を大切にしていい。

寂しいも辛いも悲しいも声に出していい。

 

 

 

今の私にとって一番必要なのは、

『良い子』をやめることだ。

 

 

 

 

 

 

Blog  自分の機嫌は自分でとる

カタカタカタカタ

 

 

 

ぱちぱちぱちぱち

 

 

 

ガシャンガシャン

 

 

 

 

よしよしもう少しで終わるぞ今日は帰ってカルボナーラを食べるんだ

 

へっへっへ。

 

 

『渚さーん』

 

「にべっ」

 

 

 

というのはすべて、私の頭の中で起こったこと。

絶賛、麦本三歩 溺愛中。

三歩可愛い三歩になりたい。

 

 

 

 

今週は残業続きだった。

私だけじゃなくて皆バタバタしてて、

頭も肩も腰もぱんぱん。

事務職だから基本毎日同じことの繰り返しで、

その日によって処理量は変わるから

日によって疲れ具合が全然違う。

 

“同じことの繰り返し”っていうのは時に安心感を与えるけど

時に憂鬱感を与える。あぁ、またあれしなきゃって。

繰り返しの安心感が欲しくて事務職に就いたはずなのに、

本当にこのままでいいのかなーって思ったり。

贅沢な悩みだ。

 

 

 

 

さてさて今日は金曜日で明日は休み。

疲れた自分をたっぷり甘やかしてあげようではないか。

 

 

 

大好きなカルボナーラを口いっぱいにほおばって、

にへぁとなる。クリーミーで美味い。

 

お風呂にも入ってぐーたらする準備万端。

 

YouTubeを見ながらコーヒー飲んだりお菓子をほおばったりして

思い思いに過ごす。

 

YouTubeに飽きたら本を手に取って黙々と。

本を読むときは無音の部屋で読みたい派。

 

 

ここまでくるとだいぶ回復するんだけど、

ふと、本を読みながら思う。

 

 

 

 

 

他の人って、どうやって自分の機嫌取ってるんだろう?

 

 

 

 

正直、今の会社に入社したとき、びっくりしたことがあった。

もうかれこれ10年以上いる先輩が、イラつきや焦りをあらわにして、

新入社員の自分が怖いと感じるほど態度に出していた。

忙しいんだろうけど、そこまでされると聞きたいことも聞けない…。

自分より大人の人ってやっぱりどこか大人で、落ち着いていて、

感情もコントロールできるもんだと思っていた。

だから、コントロールできない人がいることにびっくりしてしまった。

 

 

私自身もまだまだ出来ていない部分もあるし、

別に感情をあらわにすることを悪いとは思わない。

その人の中での大切な感情だし、そうやって周りに示した方が

周りの人にも自分のことを分かってもらえるんだろう。

 

むしろ、私はあまり周りに感情を出さないから、

よく何を考えてるか分からないと言われてしまう。

だから、素直に感情を出せるのは羨ましい。

 

 

 

素直に感情を出していくうえで、特に暗い感情、

怒りとか悲しみとかイラつきとかを受け入れて

うまくコントロールできる人間になりたい。

 

難しいんだけどね。

 

人間は感情の生き物。

いろんな感情があってときには言葉で表せないような感情に

のまれてしまうこともあるけど、自分の機嫌くらい自分でとりたいなぁ。

そして、できることならなるべく笑顔で過ごしたい。

 

 

 

 

なーんて考えてたら眠くなってきた。

好きなもの食べて、好きなことして、

あとはたっぷり寝れば完全回復。

 

案外ちょろいかも、自分。

 

明日は活動的に過ごすって決めてるから、

そろそろ寝ようかな。

 

あったかいお布団。

大好きいつもありがとう。

 

 

 

今度、誰かに自分の機嫌の取り方をきいてみようかぁなんて思いつつ

多分恥ずかしくてきけないんだろうなぁって思いながら、

すやすや夢の中へ。

 

 

今日もお疲れ様、自分。

 

 

 

ではでは、おやすみなさい。

 

 

 

 

私と本の今まで。そして、これから。

あれは、いつどんなタイミングだったっけ。

 

 

 

今では周りの人達から

 

『渚といえば、本と音楽』

 

って言われるくらい本が大好き。

 

お出かけのときにはカバンの中に1冊は

必ず忍ばせておくし、忘れた時なんて

最高に落ち込む。

しょぼんどころじゃない。

 

 

 

だけど、今までの事を思い返してみても、

何がきっかけで本を好きになったのか

思い出せない。

それくらい、自然と好きになってたし、

すぐ近くには本があった。

 

 

 

そして、本は私の唯一の理解者だった。

 

 

 

 

 

小さい頃、と言っても小学生くらいの頃は

本はおろか漫画さえも読まないくらい、

外で遊ぶのが大好きだった。

スポーツ好きの女の子や男の子と遊ぶのが楽しくて、いつも肌を真っ黒にしてニカニカと笑っていた。

スポーツ大好きな私に、小学生の頃お世話になった先生が付けたあだ名は「マグロ」

寝ても覚めても動いているようだと言われた。

 

女の子なのに失礼だ。全く。

 

今でもその先生の丸々としたお腹と太陽でちょびっと輝く頭、体には似合わぬ走りの速さをありありと思い出せるが、運動好きな理由はその先生のおかげだ。

 

厳しくありながらも、真正面から向き合い評価してくれた。

 

小学校でも中学校でも、割と厳しい先生との付き合いが多かったが、みんな私の頑張りを見てくれていた。厳しく指導もしてくれたし、結果を残せばこれでもかと言うくらい褒めてくれた。

 

だから、スポーツが大好きだった。

 

結果を残せないことによる辛さ、自分を受け入れず上ばかりを見て苦しめてしまう癖も着いてしまったが、スポーツに全力で打ち込んだことな後悔はない。

 

 

だけど、中学生になった途端、

私は周りの目が気になり始めた。

男の子と仲良くしていた友達が「タラシ」と言われているのを目の当たりにして怖くなったし、制服がスカートだったから外でも遊ばなくなった。

 

小学生のときから一緒の子に、

「渚なんか静かになったねー。小学生の時の方が明るくて好きだったのに。」

と言われるほど。

 

 

中学生になってから部活に入り卓球を始めたが、先輩を差し置いて結果を出すことで先生に褒められたり気に入られるのも、怖くなった。

冷たい視線は、いつも心をギュッと握って、

私を苦しめた。

 

 

放課後や休みの日はほとんどが部活の毎日だったものの、学校の休み時間は特にすることがなかった。だから、たまに本を読んでいた記憶があるが、特に好きではなかった。

 

一時期、オタク系の男子(幼なじみ)と付き合い、可愛い女の子が表紙の本を読んでた。

それを見た友達に、

「え、渚ってそういうの読むん(笑)」

と言われて、

あ、こういうの読んでたら引かれるんだ

と思い、すぐに読むのをやめた時もあった。

それくらい、私は周囲の目に敏感で、

嫌われたり笑われたりするのが怖かった。

 

 

高校生になると、気付けば休み時間にいつも本を読んでいた。

多分、この頃から好きになっていたんだろうけど、何の作品を読んでいたのか思い出せない。

母が本をよく読む人で、家にはいつも本が沢山あった。

その中で勧めてくれた、赤川次郎シリーズだった気がする。

 

親しき仲にも殺意あり

 

という本を読んでいたら、

「渚ちゃん怖い!笑」

と言われたがどうでもよかった。

誰かと意味の無いどうでもいいことを話すより本を読んでいる方が心地よかった。

今思えばこの頃から人と関わるのが苦手になっていたし、性格が少し尖っていた気がする。

 

 

 

大学生になると家の中は本だらけ。

減らしても減らしても、また増える。

 

誰かにこの現象わかって貰えないかな、

なんて思ったり。

 

その時々によって、本のジャンルは変わる。

ミステリを沢山読む時もあれば、失恋して思いっきり泣きたくて恋愛小説ばかり読んでいる時期もあった。

 

 

だから、私はいつも思っていた。

 

 

手に取る本は、今の私の心を表している、と。

 

 

 

よく、「部屋の乱れは心の乱れ」というあれと

似ている。(ような気がする)

そして、その時の状況に必要な本にいつも神様は巡り合わせてくれると思っている。

ピンッとくる本は、今の自分に必要な本なんだと思う。

 

 

もしかしたら、私は都合のいい「本の中の世界」に逃げているのかもしれない。

ある占いを受けた時、そんな感じのことを言われた。

本の中の世界は雑音がないし、著者のお陰で人物の細かい心情まで分かる。

実際の世界では相手の心が分からなくて、

いつも人の顔色ばかり伺ってしまって疲れる。

だから、本が好きなのかもしれない。

 

 

これから先生きていても、この世の中の全ての本を読むことは出来ないだろう。

だから、いつも思う。

私の知識となり哲学となり、私を作り上げるような本と出会いたい、と。

本を読む時間も限られているなか、

自分の中で質のいい本を沢山読みたい。

「質のいい」は人によって違うだろうから、

同意も賛同も求めないし、自分の自己満足でいいと思ってる。

 

 

これから私はどんな本に出会うだろう。

そう考えると、少しだけこれから先

生きるのが楽しみになる。

 

 

 

 

Blog 本と休日

朝7時20分。

スマホの向こうから聞こえてくる『行ってくるね』の

声で目を覚ます。

彼とは高校生の頃から付き合って別れてを繰り返してはいるが、

なんだかんだ縁があって一緒にいる。そしてずっと遠距離。

寂しいと感じることは何度もあるし、久しぶりに会った別れ際は

大抵泣いてしまうけど、一人の時間も大切。

近くにいたいとも思うけど、お互い一人の時間が必要な二人にとって

この距離もだいじなのかも。たぶん。

 

 

 

今日は私は仕事が休み。

休みの日に目覚ましを掛けずに起きて、

カーテンの隙間から差し込む光を見るだけで

嬉しさがこみ上げる。

暖かくなってきたからなおさらだ。

 

 

大好きな春がすぐそこまできていることを

休日の朝特に感じる。

 

 

ベットの中でゴロゴロしながらYouTubeを見ると、

少しだけやる気が湧いてくる。

ゆっくりと起き上がって窓の外をひとしきりぼーーーっと見つめる。

 

 

 

今日は朝から予定があるから、先に身支度して

家のことを済ませよう。

 

 

私は、仕事の日と休日でメイクを少し変える。

普段使わないコスメを使うと、何となく『あ、今日休みなんだ』って思えるし、

起きて顔を洗ってもまだ起きない頭が少しずつ嬉しさを纏って起き始めるから。

 

 

身支度を終えたら洗濯物を干しながら、外の空気を胸いっぱいに吸い込む。

まだ少しだけ寒さを感じるけど、冬のとがった寒さが和らいで、

心もまあるく和らぐのが感じられる。

陽と風に揺られて、洗濯物たちも嬉しそう。

 

 

 

 

さてさて、ここからは私の大事な時間。

どんな時間も大切だけど、何よりも大切なコーヒータイム。

豆から挽いて淹れる日もあるけど、今日はインスタント。

 

 

 

はぁぁ、いい匂い。

 

 

 

コーヒーを傍らに置いて本を読んだり、YouTube見たり、

その日の気分で好きなことをする。

(大抵この二つが多い。)

 

 

 

 

 

今日の気分は、読書。

昨日新しい本を買ったから。

 

昨日買った本は

 

『麦本三歩の好きなもの』

 

住野よるさんの本で主人公の女性が何ともキュート。

 

それなりにしょぼんとしちゃう日もあるけど、

好きなことが沢山あって、

春の温かい太陽が似合いそうな

ふわふわとした女性。可愛い。

好きなことが沢山あるっていいことだし、

好きなこと全部大事にしたいなって思う。

 

何となく、大学時代の後輩に似たような子がいて

読みながらちょくちょく思い出してた。

県外に行っちゃったからなかなか会えないけど、会いたいなぁ。

 

 

 

もう一冊は、少し前に買ってちょくちょく読み進めていた本。

 

『私が私らしく生きる美学』

 

ヘアメイクアップアーティストの松田未来さんの本。

儚さも感じるけど、芯の強い女性なんだろうなぁと思う。

 

 

中身も好きなんだけど、帯に書いてる一言が凄く好きだ。

 

『自分の人生は自分でクリエイションする。』

 

他人に言われた通りに生きるのは凄く楽だけど、

どこかつまらない。

自分の人生くらい自分で進んでいきたいし、

そこで立ちはだかる壁とか苦悩もすべて自分のものにしたい。

 

 

 

ここ最近、ずっと仕事のこととか今後のことで悩んでいて、

正直疲れてた。

自分らしさとかもっと自分を生かせる仕事とか、

理想の暮らしとか、働き方とか。

そういうのを沢山沢山考えて、行動して、失敗して、落ち込んで。

沢山の本を読んでも全く変わらない毎日にヤキモキ。

 

だから、Twitterで知った麦本三歩の好きなことを読んで、

あー自分はこういう本が今欲しかったんだなって、

ずっと上がりぎみだった肩がすとんと落ちた。

 

自分が好きなものは全部好きでいいし、

それを仕事にしなくてもいい。

むしろ、それで仕事として生きいけるならラッキーくらいで

いようって。

三歩のキャラクターにも癒されて一石二鳥。

 

 

 

 

 

おっといけない。

本のことを話していたら家を出る時間だ。

 

 

こんな時だからこそ家での時間は大切だし、

人と会える少しの時間はもっと大切。

早く暖かい日の下で、思いっきりお話して笑い合える

日が来るといいなぁ。

 

 

それでは、今日もいい一日を。

行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が本を読む理由

おはようございます。

一昨日までの寒さが和らいで、春の陽気となりましたね。

暑いのも嫌だけど、寒いのがもっと苦手。

暖かいのが好きな私にとって、

『晴れていて暖かい』というだけで

気分がルンルンになっています。

 

 

いつもなら本の紹介をさせてもらっていますが、

今日のテーマは『私が本を読む理由』。

 

このブログを始めてからずっと本の紹介だけをしていましたが、

その理由が私の中にあった固定概念でした。

 

『読書ブログなんだから、本を紹介しないと!』

 

こんな考えがずっとあったんですよね。

私は割と、~すべきとか~であるべきという考えに陥りがちで

完璧主義なところがあります。

だけど、このブログを読んでくださっている方々に

もっと私のことを知ってほしいし、

私自身、~すべきという考えから抜け出して、

自分を変えたいと思ったので、今回このテーマで

書かせていただきました。

 

 

 

皆さんは、どんな思いで本を読んでいますか?

 

 

 

 

❀私が本を読む理由❀

 

 

1.自分のことを知りたい

 

私は小学生のころから何かとスポーツをしていました。

目標を持つことの凄さや礼儀、嬉しさ、楽しさ、辛さ、苦しさ、

様々なことをスポーツで学びました。

だから、沢山スポーツをしてきたことはなにも後悔してないし、

今の私にとってその時間は宝物です。

 

それでも、スポーツばかりに打ち込んできたことによる

デメリットもありました。

 

それが、

 

自分と静かに向き合う時間がない

 

ということ。

 

部活を引退したとき、部活しかしてこなかった私は

『何もない時間』に何をすればいいか分からなくなりました。

スポーツをが好きなのは間違いないけど、

それ以外に何が好きか分からない…。

スポーツが好きなんだからランニングでもしよう!

と思ってやってみても、楽しくない…。

 

自分のことが分からなくて、自分を客観的にみるのが難しくて

いつも不安でいっぱいでした。

 

正直、社会人となった今でも、自分のことはよく分かりません。

だけど、沢山の本を読んで、沢山の世界に触れることで

少しずつ分かってきた気がします。

 

どんな色が好きなのか

どんな雰囲気の写真が好きなのか

どんな場所が好きなのか

どんなファッションが好きなのか

どんなメイクが好きなのか

 

こんなちっぽけなことばかりだけど、私にとっては大きな一歩です。

 

 

20代でたくさんのことに興味がある今、一番興味があるのは

 

 

 

自分自身について

 

 

 

なんだなぁと気付くことが出来ました。

実際、最近手に取った本を見回してみると、

自分を向き合うような本ばかり。

 

自分を大切にするためにも、自分と向き合う時間を大切にしたい。

自分を知るため、向き合うためのツールとして本をよく活用しています。

 

 

 

2.いろんな世界に触れたい

 

 

1、自分のことを知りたい でも少し触れましたが、

本はいろんな世界に触れさせてくれると私は思っています。

 

 

作者の価値観や考え方

遠い国の文化

様々な人の哲学

 

 

このブログのタイトルである #読書は、対話だ

も、この発想から付けました。

本は、著者の考えや価値観が詰め込まれたもので、

本を読むことは著者との会話だと思っています。

 

今やネットが普及して、様々な情報が一瞬で目に飛び込んできて

私たちを惑わせます。

Instagramをよく見ますが、小さな画面で様々な人の日常や考え、

描いた絵などが一瞬で飛び込んできます。

それはそれで楽しいですが、どうも落ち着かない…。

 

本屋さんに行けば本が沢山ありますが、

一冊の本を手に取れば、その本を読んでいる間だけは

目の前の本に書かれている事実と一人静かに向き合うことができる。

 

自分の興味のある世界と繋げてくれて、かつじっくり向き合わせてくれる。

 

だから私は、たくさんの本を読みたいと思います。

 

 

 

 

最後に

 

 

今の私は『自分と向き合うため』に本を読んでいますが、

これは今後変わってくると思います。

それはそれでいいと思うし、何ならその方が楽しい。

 

その時々で自分は今何のために本を読んでいるのか、

何に興味があって、何を知りたいのか

最近自分が手に取る本はどんなジャンルが多いのか

 

そういうのをたまーに一歩離れてみてみると

本を読むのがもっと楽しくなるだろうなぁと思いました。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。